越前陶芸村 「ひいろの会」
窯焚き中の ひいろ の炎、左近窯にて。30周年記念ひいろの会展2023.11.18-20
New! 「30周年記念『第36回ひいろの会陶芸展』」の開催(2023.11.18(土)〜.20(月)、ショッピングシティ・ベル2階 くらしの地域情報センター(福井市花堂南) 去る4日の窯出し作品を含め、会員22名が個性あふれる作品163点を展示した。共通作陶テーマとしての「象嵌(ぞうがん)作品コーナーの設置、30周年記念として、会員13名の「お気に入り1点展」および「ひいろの会30年の歩み」の紹介展示も実施した。さらに、記念事業として、「ウクライナからの避難民を応援するためのチャリティー販売」を行ったところ、440点もご購入いただき、募金を含め、118,000円余に達した。全額を、多くの方々のご好意とともに、福井への避難民の方々にお渡しします。なお、本展には、370名以上が来展され、会員の説明などを聞いてくださり、本当にありがとうございました (本展の記事が福井新聞11月16日号および18日号に掲載された)。
「ひいろの会」(Hiironokai) とは
「ひいろの会」は福井県在住の陶芸愛好家による自由な焼物の会ですー
「ひいろの会」というのは、「火の色」「緋色:ひいろ」から命名したもので、焼き物の神秘さを作り出す大元である「炎」「火」を指します(ひいろ:スカーレット scarlet はNHK朝ドラで、一躍、お馴染みに)。
本会は、越前陶芸村にある福井県立陶芸館(越前町)の陶芸教室の終了生が中心になり、1993年(平成5年)5月に結成され、本年30周年を迎えました。今は、福井県生活学習館(ユーアイ・ふくい)をメイン例会会場にして、日展・県美展・市美展の入選・入賞作家を始め、「陶芸をやってみたい。世界でただ一つの花瓶、器やオブジェなどを創作したい」という方々も加わり、30名弱になっています。
素敵な仲間は、女性と男性がほぼ半々で、20代から93歳までと幅広く、楽しい生涯学習としても最適です。
毎年、本会が越前町織田に所有する窖窯(左近窯)で薪窯だきによる美しい自然釉を楽しんだり、各地の美術館/陶芸展や窯元探訪などの研修旅行に出かけています。
「ひいろの会」には決まった講師はいません。会員相互で工夫しながら新しい創作技術と格闘しています。それが自由でのびのびとした多様性のある作品を産みだし、楽しく明るい雰囲気を醸し出しているのです。 毎年晩秋には、「ひいろの会陶芸展」を開催し、共通作陶課題や会員一人ひとりの作陶テーマのもと、個性的な作品を展示し、ご来展の皆様に好評を博しています。
はじめての方、もう一度やって見たい方、あなたも、一緒に陶芸でワクワク感を楽しみませんか(例会の見学もできます)。
『ひいろの会」会員一同
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ひいろの会」の紹介にリンク(三谷市民文化振興財団)
2023年度の窖窯焼成(本会が所有する「左近窯」にて、越前町・織田 )
1) 窯詰め(9/30(土)〜10/2)、2)窯焚き(10/7〜13 )、 3) 窯出し11/4(土)。
10/7の火入れ式に引き続き、ボランティアの方々も加わり、3交代制で7日間の窯焚きを行った(4月と7月にみんなで薪割りを実施)。窯出しでは、素晴らしい作品がでてくると、歓びの声があがった。一連の大仕事を終えて、好例の野菜たっぷりの豚汁をみんなで楽しんだ。
還元焼成を楽しむ(2023.8.26(土)わづみ館(越前町・織田)にて) 通常の酸化焼成と異なり、酸素を絶って行う還元焼成の本焼を行い、深みのある特有の味わいの作品を見ることができた。
「第41回越前陶芸まつり」に出展(2023.5.27(土)〜.28(日)、越前町 越前陶芸村) コロナ禍で、3年ぶりの参加だったが、14人の会員が44点の作品を展示した。多くの方々が来展され、陶芸作家のブースと異なり、多種多様な作品に興味を持ってくださり、会員の説明を聞いてくださった。好天にも恵まれ、疲れたけど楽しかった。
令和4年度生活学習館生涯学習グループ作品展「ひいろの会」陶芸展の開催(2023.2.4(土)〜2.18(土)、ユー・アイふくい1F 情報ルーム). ユー・アイ4階の創作実習室での例会活動成果を含む陶芸作品(10名出展)を展示し、広く県民のみなさんへの活動紹介を行った。
第35回ひいろの会陶芸展の開催(2022.11.19 (土) - 21 (月) 、ショッピングシティ・ベル2階、10時ー18(17)時、福井市花堂南) 今年度の共通作陶課題は、来年の干支の卯(ウサギ)と抹茶茶碗とし、11/5に窯出しした作品を含め個性あふれる作品(24人、172点)を展示した。600名を超す方々が来場され、作陶者の説明に耳を傾けてくださった。なお、35回記念として、『陶芸体験教室」,「無料お抹茶コーナー」.「作品即売コーナー」も同時開設した。多くの子供たちが作陶や絵付けに挑戦し、また、お好みの茶碗を選んで、「西尾の抹茶」を楽しんでいただいた。「三谷市民文化振興財団」の助成を受けた。
2022年度の窖窯焼成(本会が所有する「左近窯」にて、越前町・織田 )
1) 窯詰め(10/1(土) 〜3)、2)窯焚き(10/8 〜 14 )、 3) 窯出し11/5(土)予定。
作品が多く、窯詰めに3日間かかり、10/8(土)の火入れ式に引き続き3交代制で6日間の窯焚きを行った。みなさん、本当にお疲れ様でした。11/5の、ワクワク・ドキドキの窯出しが待たれる。
還元焼成を楽しむ(2022.9.17(土)わづみ館(越前町・織田)にて) 昨年に引き続き、酸素を絶って行う還元焼成の本焼を行い、通常の酸化焼成と異なり、深みのある特有の味わいの作品を見ることができました。わづみ館の皆さま,有難うござました。
左近窯焼成に向けての準備作業(2022.9/10, 4/23)
1)環境整備、棚板整備、薪割りと搬入(2022.9.10(土))。左近窯の敷地の草刈り、除草剤散布に加えて、昨年の窯焚きで汚れた棚板をタガネと金槌で綺麗にした。薪割り機の使用にも慣れてきて、多くの薪を作った。また、購入後、乾燥させていた大量の薪を室内に搬入し、10月の窯だきの準備ができた。
2)薪作り(2022.4.23(土)- 24(日) )。本会が越前町に所有する左近窯の周りの草刈りや除草剤の散布などの環境整備を行った。次いで、会員が調達した材木/廃材から、薪割り機やチェンソーで焼成用に大量の薪を作ルことができた。慣れない作業でで疲れたが、和気あいあいあの共同作業は楽しかった。
大物作品の作陶、窖窯焼成に向けて(2022.6.25-26) 左近窯に7名が参加し、壺やオブジェなどを、真夏日の暑さにも負けずに作陶した。10月の窖窯焼成が楽しみだ。
令和3年度生活学習館生涯学習グループ作品展「ひいろの会」陶芸展の開催(2022.2.5(土)〜2.19(土)、ユー・アイふくい1F 情報ルーム). オミクロン株感染の急拡大の中ての開催になったが、ユー・アイ創作実習室での創作活動成果を含む陶芸作品(13名の会員が43点)を展示し、広く県民のみなさんに活動紹介を行っている。
三谷市民文化振興財団市民活動助成金の採択(2021.12.24) ビッグクリスマスプレゼントが届いた。申請中の、窖窯焼成と活動成果報告展覧会開催に関する助成金の採択通知がきて、2022年度のさらなる活動に、心新たにした。
第34回「ひいろの会陶芸展」の開催(2021.11.20(金)〜23(火・祝日)ショッピングシティー・ベル 2F くらしの地域情報センター)。先週、窖窯から窯出ししたばかりの越前焼、今年度の共通作陶課題「陶製灯りとり」、個性豊かさ作品群との3コーナー(21名、154点)で展覧した。250人を越す多くの方々が来展され、バラエティーに富んだ作品を楽しんだり、会員の説明を熱心に聞いてくださったりした。感謝。(11月21日の福井新聞に、「嶺北の陶芸愛好家 力作154点がずらり」」と掲載)。
2021年度の窖窯焼成(本会が所有する「左近窯」にて、越前町・織田 )
1) 窯詰め(10/2 〜 3 )、2) 窯焚き(10/9 〜 15 )、 3) 窯出し11/13(土)。
2日間の窯詰め、3交代制で6日間の窯焚きの後に、ワクワク・ドキドキの窯出しでは、自然釉のかかった素敵な作品や窯変も現れ、苦労が報われた感があった。会員が持ち寄りの野菜がたっぷり入った、恒例の豚汁は、やはり格別の美味しさだった。みなさん、有難うございました。
還元焼成(2021.9.18(土)わづみ館(越前町・織田)にて) 例会で使用している窯は、通常の酸化焼成しかできません。今回は、久しぶりに、酸素を絶って行う還元焼成で本焼を行い、特有の味わいのある作品を見ることができました。わづみ館の皆さまに、感謝。
窖窯焼成に向けての左近窯での準備活動:
1)棚板整備&薪の搬入(2021.9.4(土))。昨年の窯焚きで汚れた棚板を、タガネと金槌で綺麗にした後、アルミナ塗りを行い、綺麗なものにすることができた。乾燥させた大量の薪を、まさに人海戦術で室内に搬入し、窯だきの準備もできた。施設の草刈りと除草剤散布も行った。
2)薪作り(2021.4.24(土)- 25(日) )。本会が越前町に所有する左近窯に集まり、建物の周りの草刈りや除草剤の散布などの環境整備を行った。次いで、10月の薪窯焚きに向けて、会員が調達した材木/廃材から、薪割り機やチェンソーで焼成用の薪を作った。薪ストーブの普及もあり、薪が非常に高価になったが、ここに大量の薪を作ることができたので、薪代を節約できる。炎天下での作業で疲れたが、みんなで楽しい目的に向かっての共同作業はやはり格別なものだ。
令和3年度活動開始(2021.4.4(土)ユー・アイふくい3F創作実習室 )。新型コロナのパンデミックが収束せず、落ち着かない中でのスタートになった。なお、3月27日の総会で新体制が発足し、テーマとして「陶製明り取り」、還元焼成、左近窯での窖窯焼成、11月末の「第34回ひいろの会陶芸展」などの年度計画のもとに、ウイズコロナでの活動を開始した。
令和2年度生活学習館生涯学習グループ作品展「ひいろの会」陶芸展の開催(2021.1.23(土)〜1.30(土)、ユー・アイふくい1F 情報ルーム). 大雪のため、1週間遅れての開催で、福井県生活学習館/福井県生涯学習センターでの創作活動成果の一部の陶芸作品(15名の会員が50点)を展示し、広く県民のみなさんに活動紹介を行った。
「第33回ひいろの会陶芸展」開催 (2020.11.21(土)〜11.23(月・祝日) ショッピングシティー・ベル2階、暮らしの地域情報センター(福井市花堂南)。1週間前に窯出ししたばかりの越前焼:自然釉の美しい花器、壷をはじめとして、オブジェ、明かりとり、抹茶茶碗など、27名が140点の個性豊かな作品を展示した。また、今年4月に亡くなられた初代会長の遺作コーナーを設けた。コロナ禍の中にも、多くの方々が来展され、会員の説明を聞いてくださった。
11月22日の福井新聞には、「自然釉の味わい越前焼など披露 福井で愛好家団体」として、紙面を飾った。
2020年度窖窯焼成,7日間、3交代制で(2020.10.3〜11.14 )
本会所有の左近窯(福井県越前町織田地区)で、13回目の窯焚きを行った。
1)窯詰め 2020.10.3(土)〜5(月)
抹茶茶碗から大型の花活けまで、29名が創作した作品241点を持ち寄り、窯づめを行った。
2)窯焚き 10.10(土)〜 16(金)
心配された台風も東方に外れて、晴天下の10/10の火入れ式では、事故もなく、素敵な作品ができるのを願いつつ、みんなで玉串を捧げた。その後、延べ34名の会員が昼夜3交代制で7日間、自然釉のかかった見事な作品に思いを描きつつ、薪を焚き続けた。
3)窯出し 2020.11.14(土)ワクワク・ドキドキの窯開け、窯出しした作品を、爽やかな秋空の下に並べていった。これらを来週の展覧会に展示しよう。女性陣が作ってくれた野菜いっぱいの美味しい豚汁を楽しんだ。
左近窯焼成準備活動(2020.9.12 & 14 ) 雨の天気予報が、奇跡的に好天に恵まれ、22名の参加のもと、多くの作業が行われた。前日の草刈りに始まり、当日朝7時過ぎからの機械による草刈り、会員が調達して来た、材木からの薪作り、購入した堅木の薪の搬入を行った。
次いで、昨年使用した棚板を綺麗にした後のアルミナ塗りなどを、昼食を挟んで3時過ぎまで行った。
真夏日で、度々、給水を取りながらの肉体労働だったが、会員栽培の立派なブドウを楽しんだりもした。さらに、窯内の掃除、整備を行い、10月の窯焚きの準備が整った。
窖窯焼成用大型・中型作品作り(2020.7.25(土)〜 28(火)左近窯) 10月の窖窯に向けて、左近窯で、花活けや傘立てなどを作陶した。延13名が参加した。長梅雨の影響で作品が乾きにくく、作陶に長時間がかかったが、これで秋の窯焚きが楽しみだ。丁寧に指導してくれた小野さんに感謝。
新型コロナウイルス感染禍を乗り越え、活動開始(2020.6.6.(土)令和2年度の本格的な活動がやっと始まった。先ず、役員会を開き、今年度の事業実施における担当を決めた。2ヶ月ぶりの例会では、元気な再会を確認後、作陶や本焼きを行い、久しぶりの集いを楽しんだ。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、①「第40回越前陶芸まつり」での「ひいろの会展」の中止(2020.5.23(土)−25(月)、越前町の越前陶芸村)②「第28回ひいろの会定例総会」の中止と書面審議(2020.3.28(土),4.18(土)ユー・アイふくい)。なお、感染予防のため、例会はしばらく休止。
2020.4.11(土)には、左近窯で薪運びや除草剤散布などの環境整備を行った。
令和元年度生活学習館生涯学習グループ作品展「ひいろの会」陶芸展の開催(2020.1.18(土)〜2..1(土)、ユー・アイふくい1F 情報ルーム). 福井県生活学習館/福井県生涯学習センターでの創作活動成果の一部の陶芸作品(12名の会員が41点)を展示し、広く県民のみなさんに「ひいろの会」の活動紹介を行った。
「第32回ひいろの会陶芸展」開催(2019.11.22(金)〜24(日)) ショッピングシティー・ベル2階、暮らしの地域情報センター(福井市花堂南)).
1週間前に窯出したばかりで、自然釉の美しい越前焼をはじめとして、1年間の活動の集大成として、28名の会員が三筋壺、花生け、抹茶茶碗、オブジェなど152点の多様で個性的な作品を出展した。多くの方々が来展され、会員の説明にも耳を傾けてくださった。本当にありがとうございました。なお、11/23付の福井新聞に「陶芸愛好家グループ「ひいろの会」の第32回陶芸展」として紙面を飾った。
スカーレットと左近窯焼成(2019.10〜 &10/5〜11/16)
NHK 朝の連続テレビ小説「スカーレット」が始まった。スカーレット=緋色(ひいろ)は、窖窯などで見られる火(炎)の「赤みがかった黄色」であり、26年前に発足した本会の名称、そのものでもある。信楽焼に惹かれ、男ばかりの陶芸の世界に飛び込んでいく女流陶芸家の物語であり、ひいろの会の研修旅行で何度か、探訪した土地だけに、陶芸作品も含めての今後の展開が興味深い。
2019年度窖窯焼成(越前町に本会が所有する左近窯にて)が始まった。昨年のように、綺麗に焼きあがった作品を見たいものだ。
1)窯詰め(2019.10.5(土)〜 7(月):36名が抹茶茶碗やオブジェなどの小物から10数kgの大壺までの244点の作品を持ち寄り、窯詰めをおこなった
2)窯焚き(2019.10.12(土)〜 18(金):素敵な作品ができるのを願いつつ、みんなで玉串を捧げて火入れ式を行った。その後、延べ36名の会員が3交代制で6日間、炎と闘いつつ薪を焚いた。
3)窯出し(2019.11.16(土) 1週間の窯焚きの成果が目の前に現れる窯開きは、毎年、ドキドキ・ヒヤヒヤだ。自然釉が流れ綺麗に焼きあがった作品や焼き過ぎの作品など、悲喜こもごもであった。昼には、女性会員が家から持ち寄った野菜を使って作ってくれた美味しい豚汁をみんなで楽しんだ。
越前焼古来の作陶法『ねじだて」に挑戦、枡田屋先生の指導で(2019.9.7(土)13:00〜18:00)
陶芸作家 桝田屋光生先生(越前市)のご指導のもと、越前大壷の作陶法「ねじだて」による作陶に挑戦した。先ず、越前焼の本伝統的技法を、藤田重良右衛門先生による「ねじだて」の想い出とともに説明された。当日は時間の関係で、28センチ高の「三筋壺」の成形を例に、詳細な作陶法を実演、解説して下さった。その柔らかで細かい手や指の動きに、参加した20名の会員は驚くばかりだった。
会員の作陶に、丁寧に指導してくださり、夫々の個性的な「三筋壺」?を作り上げることができた。10月の窖窯焼成が楽しみだ。 長時間にわたり、笑顔でもって、ご指導くださった枡田屋先生に心より感謝いたします。
第39回越前陶芸まつり「ひいろの会展」の開催(2019.5.25(土)〜5.27(月)、福井県越前町の越前陶芸村の芝生広場にて):今年は22名の会員が多様で個性的な作品を持ち寄り展示した。まつりに来られた多くの方々を始め、新潟・滋賀の陶芸愛好家グループやまつりに出店のプロの陶芸家もきてくださり、作品を前にして、楽しいお話をすることができ、本当に有り難うございました。記録的な暑さの3日間であったが、充実した展覧会になりました。
第27回「ひいろの会」定例総会の開催(「ユーアイ・ふくい」 和室にて)2019.4.6. ) 会長から、先ず、「2018年度を振り返り、特に、創立25周年記念事業の成功や左近窯の煙突の修復事業への会員のみなさんの多大なご協力に感謝」が述べられた。次いで、30年度事業報告・決算報告および会計監査報告を審議・承認がされた。協議事項として、窖窯(左近窯)運営規定の改正案、2019年度事業計画(骨子案)と予算案が審議され決定された。ついで、新年度の運営体制の見直し(試行案)が提出され、質疑応答の後、試行することが承認された。
新役員が承認され、新会長の挨拶があった。最後に、前会長より「5年間に渡る会員のみなさんのご尽力に感謝」が延べられた。
終了後、色も鮮やかな「春のお弁当」を楽しみ、午後は、2019年度の第1回を例会を行った。
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平成30年度生涯学習グループ作品展「ひいろの会」陶芸展 (2019.1.19(土)〜2..2(土)、ユー・アイふくい情報ルームにて)。 福井県生活学習館/福井県生涯学習センターでの活動成果としての陶芸作品(16名の会員が41点)を展示し、広く県民のみなさんに「ひいろの会」の活動紹介を行った。
平成30年度 「ひいろの会」新年会の開催(「佐野温泉 福の湯」にて)2019.1.12. 昨年は豪雪で中止になり、2年ぶりの新年会では、新装なった「佐野温泉」で温泉を楽しんだ後、美味しい日本料理を堪能した。楽しいおしゃべりや笑い一杯のジャンケンゲーム、ビンゴゲームなどに興じ、会員の親睦を深めた。心機一転、今年の創作を頭に描きながら。
新ソバそば打ち会(2018.12.2(日)叢至塾にて。
大野産の早かり新そば粉を使ってのソバ打ち会を行った。粘土の菊練りやタタラ作りで鍛えた腕前で見事に打たれた蕎麦に、会員が育てた辛み大根をつかっての越前ソバ(10割ソバ)をお腹いっぱい食べ、親睦を深めた。記念展の成功に感謝しつつ、締めにはお抹茶を楽しんだ。
創立25周年記念『ひいろの会」陶芸展の開催(2018.11.23 (金・祝日) 〜11.25 (日)、ショッピングシティー・ベル2階、暮らしの地域情報センター(福井市花堂南)).
本会は平成5年に創立され、ここに創立25周年を迎えることができた。
本記念展では、左近窯で焼いた越前焼、今年度共通作陶課題の「化粧土を使った作陶」と「野焼き」の作品群や楽焼コーナーを始めとして、個性豊かで多様な創作品203点(会員26名による)を展示した。440人を超す多くの方々が来展され、会員による説明を熱心に聞いて下さった。また、”「ひいろの会」25年の歩み”として、年度毎に写真や新聞記事などのトピックスを集め、パネル展示した。
25周年記念に当たり、県民へのお返しとして、「陶芸体験教室」を同時開催した。3歳の子供から大人まで、84名もの方々が参加され、粘土で好きな作品作りを楽しまれた。また、特設の「お抹茶コーナー」では、100人以上の方々が会員が作った抹茶茶碗で、GI 認証の「西尾の抹茶」でのおもてなしを堪能された。
(本記念展の記事が11/25の福井新聞に「個性豊か陶芸品 25人が力作披露」として報道された)
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平成30年度 窯窖焼成(左近窯にて)(2018.10.6 〜11.17)
本会が所有する左近窯(越前町織田地区:ひいろの会活動会場で参照)で、下記の日程で行った。この2月の豪雪により窯の煙突の倒壊という惨事があったが、会員総出で、4ヶ月以上に渡り煙突の修復を行っただけに、今年度は、格別の焼成になった。
・窯詰め 2018.10.6(土))〜 8日(月)
100g に満たない小さなぐい飲みから、30kgに及ぶ特大花生けまで、173点の作品を持ち寄り、3日間に渡り窯詰めを行った。
・窯焚き:10.13(土)〜10.19(金).
10/13の火入れ式では 焼成の安全と素晴らしい作品ができるようにと皆で玉串を捧げ祈願した。
10/19の火止めまで、延べ33人の会員が、昼夜3交代制で、146時間におよぶ薪焚きを行った。早朝から深夜まで薪を焚くのに疲れたが、その分、余計に出来上がる作品に強い愛着が持たれる。期間中、火傷や往復路の交通事故なども無く、神に感謝。
・窯出し:11.17(土)10:00 〜14:00
ワクワク・ドキドキしながら窯開きをすると、自然釉が流れ、還元がかかった美しい作品が現れ、ホッとした。お昼には、会員手づくりの野菜一杯の美味しい豚汁をお腹いっぱい食べ幸せになった。
野焼き焼成(左近窯にて:越前町織田)2018.8.25(土)、9.2(日))
縄文土器などの「焼き物の原点」に思いを馳せながら、野焼きを行なった。昨年の経験を活かして、焼成を行なった結果、9/2の窯出しでは、1個の破損もなく、素敵で楽しい作品を焼きあげることができた。
窖窯用大型作品の作陶(左近窯にて:越前町織田地区)2018.7.27(金) 〜 29(日))
猛暑のなか、本会の左近窯で、越前荒土を使って、窖窯用の花生けや傘立ての大作を創作した。10月の窖窯焼成が楽しみだ。なお、作陶の他に、今冬の豪雪で倒壊した窖窯の煙突修理にも会員が参加して下さった。
第38回越前陶芸まつり「ひいろの会展」の開催(2018.5.26(土)〜5.28(月)、福井県越前町の越前陶芸村の芝生広場にて):会員24名による多様で個性的な作品117点(窖窯、楽焼、野焼を含む創作品:大壺、大皿、花器、抹茶茶碗、急須、陶板、オブジェなど)を展示いたしました。新潟から毎年来て下さる方や富山、三重からの来展者、外国人などを始め、陶芸まつりに来られた多くの方々がご来場くださり、私たちの説明を聞いていただくなど、本当に有り難うございました。特に、他の窯元では見れない「楽焼」の抹茶茶碗などが、好評で、多くのお尋ねが有りました。3日とも好天に恵まれ、充実した展覧会になりました。感謝!
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ひいろの会研修バス旅行(2018.5.19(土)):軽雨の降る福井駅東口に集合・出発し、途中、2カ所で会員をピックアップしたバスは、北陸、名神高速を利用し、快晴の名古屋に着いた。先ず訪れた「ノリタケの森・クラフトセンター」は、新緑が青空に映え、公園としても優しい空間だった。ノリタケチャイナの歴史から、現在の作陶のプロセスやギャラリーまで、じっくりと観ることができたが、1時間半の滞在は短すぎた。「ひいろの会」恒例の昼食は、「なごや花亭 美よし」で、味噌カツやきしめんなどを楽しんだ。
名古屋城に移動し、「やきものワールド2018 」を訪れた。西の丸エリアと二の丸エリアに、100余の窯元が全国から集まり、日本の有名なやきものを一堂に観ることができた。各ブースでは、作家さんから技術的なことを含め、作陶の苦労や楽しさなども聞くことができ、非常に楽しいものとなった。お城やお堀の水に映える緑の木々も眺めながら、青空のもと、22℃の気温は、正に研修日和であった。予定の3時間は、思いのほか早く過ぎ、集合時簡になってしまった。26名の参加者は、準備をしてくれた研修旅行担当理事ほかに感謝をしながら、帰りの観光バスに乗り、充実した楽しい1日を思い起こしていた。見聞きしたことを、今後の自分たちの作陶にどのように活かしていくかも考えながら。
楽焼を楽しむ (2018.4.14(土)、叢至塾にて)。楽焼用の釉薬をつけた抹茶茶碗や花生けを930℃まで上げると緋色にきれいに焼き上がった。出来立ての抹茶茶碗でお抹茶を楽しむなど、陶芸をやっているものしか味わえない至福の一時を過ごすことができた。
平成29年度生涯学習グループ作品展「ひいろの会」展 (2018.1.20(土)〜2..3(土)、ユー・アイふくい情報ルームにて)。 福井県生活学習館での活動成果の陶芸作品:越前焼の壷や花器、抹茶茶碗、陶板、野焼き作品などの多様な作品を、展示し、広く県民のみなさんに「ひいろの会」の活動紹介を行った。
第26回「ひいろの会」定例総会の開催(「ユーアイ・ふくい」 和室にて)2018.3.24. )先ず、会長による「2017年度の活動を振り返り、新たな歩みを」の総括では、特に、第30回記念「ひいろの会」陶芸展を、会員の積極的な協力と団結力により、成功裏に終えることができたことに感謝が述べられた。次いで、29年度事業報告・決算報告および会計監査報告を審議・承認がされた。協議事項として、共通作陶課題の決定、左近窯の借地契約の更新、窖窯焼成、研修バス旅行、11月の25周年記念陶芸展の開催などを含む、H30年度の事業計画・予算案が審議承認された。新役員のもとで、会員が協力して事業を遂行して行くことが申し合わされた。
終了後、目にも鮮やかな「春のお弁当」を堪能した後、大雪による新年会中止でできなかった、小山氏のマジックショーや幹事によるビンゴゲームなどに興じ、親睦を深めた。
新ソバそば打ち会(2017.12.3(日)叢至塾にて。
「ひいろの会」記念陶芸展の成功と打ち上げを兼ねて、段位をもつ会員の指導のもと、新ソバ打ちをおこなった。粘土の菊練りやタタラ作りで慣れていても少し勝手が違い、難しかった。会員が育てた辛み大根をつかっての越前ソバ(10割ソバ)を、会話と共に楽しみ、親睦を深めた。
第30回記念「ひいろの会」陶芸展(2017.11.23(木・祝日) 〜11.26(日) 福井新聞社プレス21ギャラリーで、福井新聞およびFBC福井放送の後援、三谷市民文化振興財団の協賛のもと開催した。
左近窯で焼いた越前焼、今年度共通作陶課題の「陶板」や焼物の原点に帰っての「野焼き」の作品群を始めとして、個性豊かで多様な創作品246点(会員36名による)を展示した。450人におよぶ多くの方々が来展され、会員による説明を熱心に聞いて下さった。ナツメ灰の釉薬をかけた一輪挿しを手作りし、記念品としたが、喜んでいただいた。(本展の様子が福井新聞11/24版に「多彩な陶板、花器ずらり- ひいろの会 本社で30回記念展」として報道された。先立ち、開催案内が「月刊誌 fu 」の11月号 (No.242)、pp.54 に掲載された)。
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平成29年度 窯窖焼成(左近窯にて)(2017.10.7 〜11.18)
本会が所有する左近窯(越前町織田地区:活動会場を参照)で、下記の日程で行った。大壺などの大型作品を含め、自然釉のうつくしい作品が多くできることを願いながら。
・窯詰め 2017.10.7(土))〜 9日(月)
100g に満たない小さなぐい飲みから、32kgの特大壷まで、230点の作品を持ち寄り、3日間に渡り窯詰めを行った。
・窯焚き:10.14(土)〜10.19(木).
10/14の火入れ式では 焼成の安全と素晴らしい作品ができるようにと玉串を捧げ祈願した。10/19の火止めまで、延べ28人以上の会員が、昼夜3交代制で、113時間におよぶ薪焚きを行った。早朝から深夜まで、炎の中に薪を入れていると、正に、自分の力でやきものを作っているという実感に、疲れが癒された。
・窯出し:11.18(土)10:00 〜14:00
ワクワク・ドキドキしながら窯を開けると、自然釉が流れた作品を目にすることができ、ホットした。これで、記念陶芸展に出来立ての作品を出展することができる。お昼には、みんなで手ずくりしてくれた、野菜一杯の美味しい豚汁は心と身体を温かくしてくれた。
平成29 年度研修バス旅行(2017.9.16(土))
「日本遺産」認定の六古窯(越前焼、瀬戸焼、備前焼など)の1つである滋賀県信楽町の”信楽焼”を訪ねた。27名の参加のもと、信楽伝統産業会館の”信楽焼の技術・技法の古陶展”、谷寛窯窯元の谷川さんの丁寧な説明とプロとしての心意気・厳しさ、加えて、MIHO Musium での会館20周年記念展”桃源郷はここ” における先人の技量と感覚の素晴らしさ、全てが正に深い感銘の連続でした。
ひいろの会 恒例の美食の堪能は、創作割烹「一水庵」での近江牛のすき焼きで、今年も叶えられた。
好天の中での12時間余りのバス旅行は楽しかったし、親睦を深めることもできた。周到な準備をして下さった、研修担当理事に心からの感謝を。
焼物・陶芸の原点に帰って:野焼き焼成の実施(左近窯にて, 2017.8.26(土), 9.3(日))
今年度の共通作陶課題の1つである”野焼き:陶芸”のために、縄文土器、土偶、火焔型土器などを作陶してきた。前日のゲリラ豪雨から一変の快晴のもと、これら作品を宮崎中学陶芸部生徒の作品13点と共に、本会としては13年ぶりに野焼きした(朝9時過ぎから夕方6時半まで)。ほとんどの会員が始めての貴重な体験で、ワクワク感いっぱいだった。9/3(日) には、縄文・弥生の昔に思いを馳せながら、窯だしを行い、個性的で素敵な作品が得られた。同時に、野焼き焼成の難しさを実感した。
<ひいろの会>野焼き焼成 陶芸の実際(消火器の設置や窯の周りの散水も含めて)。<写真をクリックで拡大写真を。写真の右上の三角矢印のクリックで、スライドショーへ。>
みんなで窖窯の準備(左近窯にて、2017.9.9(土))
昨年の窯焚きで使った棚板を奇麗にし、アルミナ塗りなどを行った。窯の中も掃除し、多くの会員の参加で、10月 7 日からの窯詰めのに向けての準備ができた。暑い1日だったので、お昼のソーメンや豪華なサラダは格別に美味しかったし、正に野外パーティーのようで、楽しかった。準備をしてくれたみなさんに感謝。
窖窯用大型作品の作陶(左近窯にて:越前町織田地区)2017.7.28(金) 〜 30(月))
本会が所有する左近窯(越前町織田)で、越前荒土を使って窖窯用の作品を作った。延べ24名が参加し、自分のイメージを膨らませて、花生け、壺、傘立てなどの大作を創作した。10月の窖窯焼成での素晴らしいできばえを願いながらーーー。初日には、33℃にもなり、疲れたが、暑い中での充実した3日間であった。
第37回越前陶芸まつり 「ひいろの会」展の開催(福井県越前町の越前陶芸村)2017.5.27(土) 〜 29(月))
4月に「日本遺産」として認定された越前焼を始め、25名の会員の自由な発想による個性的な作品113点を展示しました。来展の方々から、「楽しみながら創ってらっしゃるのが作品からよくわかります」との嬉しい感想をいただいたり、作陶方法や釉薬の掛け方などの専門的な質問があったりと、私たちも楽しい3日間でした。「是非、一緒にワクワク感を楽しんでみたい」と入会希望者や例会の見学希望者もあり、今後の会活動が楽しみです。
第37回越前陶芸まつり に リンク
第25回「ひいろの会」総会の開催(「ユーアイ・ふくい」 和室にて)2017.3.25. 1)会長による「28年度の活動を振り返って」の総括に引き続き、28年度事業報告・決算報告および会計監査報告がなされ、承認された。2)29年度会員共通作陶課題として「陶板」および「野焼き」が設定された。3)秋に実施する [ 第30回記念「ひいろの会」陶芸展] を含む29年度事業計画および予算案などが審議・承認された。新役員の承認を含む29 年度事業の実施体制が示され、新年度がスタートした。
終了後、会員のマジックショーや美味しいお弁当を楽しみながら陶芸談義に花が咲いた。また、自作のマイカップを持ち寄り、「コーヒカップとコーヒーを楽しむ集い」を行い、会員の親睦も深めた。
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平成28年度 「ひいろの会」新年会の開催(「かんぽの宿ふくい」にて)2017.1.14. 兎越山山頂にある宿の展望大浴場から、薄らと雪化粧した福井市街を眺めながらの温泉を楽しんだ後、美味しい日本料理を堪能した。楽しいおしゃべりや会員による名マジックショー、ジャンケンゲーム、ビンゴゲームに興じながら、会員の親睦を深めた。三谷市民文化振興財団の援助を受けて秋に開催する、第30回記念「ひいろの会」展に向けての陶作に皆で強い想いを抱いた。
Good News 2016年度 三谷市民文化振興財団 市民文化活動助成金 の受領 2017.1.1(日)
新年明けましておめでとうございます。正月早々、Good News をお知らせできるのは嬉しい限りです。
11月7日に助成金申請を行っていましたが、当財団より12月28日付けで、「ひいろの会」へ採択通知が参りました。申請事業名は『第30回記念「ひいろの会」陶芸展の開催およびそれに向けての創作活動の活性化』です。詳細は、新年会(1月14日(土)かんぽの宿・福井)でお話しいたします。乞うご期待。
三谷市民文化振興財団 へリンク ひいろの会の紹介 へリンク
新そば そば打ち会( 2016.12.4(月)午前10時〜午後2時、叢至塾にて)
先週の「ひいろの会」展の慰労を兼ねて、新ソバ粉を使っての「そば打ち会」を行った。陶芸での粘土の菊練りで鍛えられた会員により、難しいと言われる10割そばを、プロ顔負けの見事な手つきで、そば打ちがなされた。自分の畑で栽培し持ち寄った数種の辛み大根をおろし、手作りのソバ皿で、”越前おろしそば”をにぎやかに味わった。
美味しかった。「ひいろの会」は楽しい。
第29回「ひいろの会」展、成功裏に終了
( 2016年11月26日(土)〜28日(月)午前10時〜午後6時、ショッピングシティー・ベル(福井市花堂南)にて)
窖窯から19日に窯出したばかりの自然釉の美しい越前焼50点や今年度の共通作陶課題「陶製の灯りとり」のユニークな作品28点を中心にして、30名の会員が130点の創作品を出展した。3日間に、350名の方々が来展くださり、個性豊かな作品群を楽しんでいただくことができた。また、会員手作りの焼物の粗品も喜んでいただいた。
会員自身も、ご来展の方々への展示品の説明やお互いの作品を見ながらの作陶のコツや楽しみなどの話しを通じて、大いに刺激を受け、非常に有益な展覧会になった。
なお、本展の様子は、日刊県民福井の11月26日版および福井新聞の27日版に、それぞれ、”越前焼の味わいを感じて:「ひいろの会」作品展” および ”陶芸の魅力存分、30人が作品展示“ として報道された。
平成28年度 窯窖焼成(左近窯にて)(2016.10.1 〜11.19)
本会が所有する左近窯(越前町織田地区:活動会場を参照)で、下記の日程で行った。大壺などの大型作品を含め、自然釉のうつくしい作品が多くできることを願いながら。
・窯詰め 2016.10.1(土))〜 3日(月) 27kg の大物を含む 211点の作品を31人が持ち寄り、3日間に渡り窯詰めを行った。
・窯焚き:10.15(土)〜10.22(土)の1週間.
10/15の火入れ式に始まり、10/22の火止めまで、延べ46人以上の会員が、昼夜3交代制で、170時間近く、薪焚きを行った。素敵な作品ができるようにと願いながら、炎の中に薪を入れていると、正に、自分の力でやきものを作っているという実感に、疲れが癒された。ワクワク・ドキドキしながらも、静かに窯だしを待った。
・窯出し:11.19(土)9:00 〜13:30
1週間の窯焚きでの炎との格闘を終えてのドキドキの窯開きを。見事に焼き上がった作品群にひとまずホットし、1つずつ窯出した。奇麗な自然釉のお宝に歓びの声がでたりと、苦労の甲斐があった。これで、月末の「ひいろの会」展への出展が楽しみだ。お昼には、持ち寄った野菜を使っての恒例の豚汁に舌鼓した。
福井県生涯学習センター学習グループ活動展:「ひいろの会」陶芸展: 2016.11.5(土)〜12(土),
会場:ユー・アイふくい1階 情報ルーム.
創作実習室を中心にして作った、14名の会員の陶芸作品,39点と会の活動風景の写真などを展示した。ご来展くださった方々やお世話いただいたセンターのみなさまに感謝いたします。
楽しかった「ひいろの会」研修旅行(越中瀬戸焼を訪ねて)2016.9.24 (土))
平成28年度研修バス旅行は、27名の参加のもと、秋の好天にも恵まれ、富山県 立山町にある 越中陶の里 ”陶農館” や枯芒ノ窯・庄楽窯のご好意で窯元を訪ね、420年の歴史をもつ越中瀬戸焼の神髄の一端に触れることができた。
ついで、新湊の「きっときと市場」で、新鮮で美味しい旬の魚料理を堪能した。さらに、高岡の国宝・瑞龍寺を拝観した後、彫刻の街、井波で、”まちなか井波アート2016” や瑞泉寺で伝統工芸の素晴らしさに心酔した。今年も、にぎやかで楽しく、おいしい研修旅行になった。お世話になった多くの方々に感謝。
左近窯での大型作品の作陶 (2016..7.29(金)- 30(土)ほか)
本会が所有し、大屋根の修理を終えた、左近窯(越前町織田)で、越前荒土を使っての窖窯用の作品を作った。連日の猛暑日にも関わらず、13名が参加し、30kg の粘土を使っての大作をはじめとして、花生け、壺、傘立てなどを創作した。10月の窖窯焼成が楽しみだ。
左近窯の大屋根の大修理 (2016..6.11(土)-12(日), 15(水) ほか)
延べ、17人の会員が、30度を越す暑さの中で、汗びっしょりになり、頑張ってくださったおかげで、茶色にさびて室内から空が見れた屋根が、銀色の見事な姿に変身し、すっかりきれいになりました。他の大工工事や棚板の清掃などもしていただき、本当に有り難うございました。
これから左近窯を使う際には、皆様のご苦労に感謝をしながら使いましょう。
楽焼焼成の実施(福井市の叢至塾にて)2016..6.25(土))
例会で作陶した抹茶茶碗などをガス窯で焼き、真っ赤(緋色)に焼けた作品を、室に入れて窯変や貫入を楽しんだ。予想もしなかった素敵な色がでたり、見事な窯変に、一喜一憂の連続であった。自分たちで作った楽焼の抹茶茶碗を使ってのお抹茶は格別であった。 釉薬のメーカーを変えたためか、トラブルもあり、朝から夜遅くまでの、しんどくもあり、楽しい一日であった。
第36回越前陶芸まつり 「ひいろの会」展 開催(福井県越前町の越前陶芸村)2016.5.28 〜 30.)
福井県越前町にある越前陶芸村 中央芝生広場にて、会員25名の創作品95点を展示した。陶芸市に来られた多くの方々が専門的な質問も含め、私たちの自由な発想による多様性に富む作品に興味を持って下さった。設営を含めての3日間半は少々、疲れたが、大いに勉強になり楽しくもあった。感謝!
第36回越前陶芸まつり に リンク
第24回「ひいろの会」総会の開催(「ユーアイ・ふくい」 和室にて)2016.3.26. 1)会長の挨拶に続き、27年度事業報告・決算報告および会計監査報告がなされ、承認された。2)28年度会員共通課題の設定および左近窯焼成料金の改訂、3)28年度事業計画および予算案などが審議・承認された。引き続き、新役員が承認され、新年度がスタートした。
春を彩る和食弁当を堪能した後、本会が所有する釉薬一覧の説明と使用例が紹介された。会員持参の抹茶茶碗を使っての「抹茶茶碗とお抹茶を楽しむ集い」を行い、美味しくも楽しい時間を共有し会員の親睦を深めた。
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平成27年度 「ひいろの会」新年会の開催(「かんぽの宿ふくい」にて)2016.1.16. 兎越山(おさごえやま)山頂にある宿の展望大浴場から福井市街を眺めての温泉を楽しんだ後、美味しい日本料理を堪能し、左近精右エ門氏の遺作のオークション・会員による三味線演奏やマジックショー、ジャンケンゲームをしながら、会員の親睦を深めると共に、新年の陶芸に想いを抱いた。
第28 回 「ひいろの会」展の開催と御礼:
(2015.11.21(土)〜11.23(月・祝日)、(ショッピンングシティー・ベル)
会員30名が1年間の創作活動成果の集大成としての陶芸作品161点を展示した。左近窯で焼上げた自然釉の美しい越前焼を中心にして、個性的で多様な作品を一堂に展覧した。7月に亡くなられた本会顧問の「(故)左近精右エ門・伝統工芸士を偲んで」コーナーも設置し、永年に渡る「ひいろの会」へのご貢献に感謝した。
3日間に400名近くの多数の方々がご来展くださり、本当に有り難うございました。会員による作品説明を聞いていただいたり、長時間かけて創作した精緻な作品や窖窯越前焼を含む多様な作品の美しさを楽しんでいただいたことは、これからの会員の作陶に大きな励みとなりました。また、会員作の器などの粗品も喜んでいただきました。本展覧会を見て、私も作ってみたいと入会する方もあり、仲間が増えて嬉しい限りです。
本展覧会の紹介記事が、福井新聞11月23日版および Fu 11月号に掲載報道された。
「ひいろの会」研修バス旅行:伊賀焼の里を訪ねて(三重県伊賀上野市)2015.10.31.
会員23名が参加しての研修旅行は天候にも恵まれ、素敵な日本料理店 伊勢之屋での美味しい懐石料理を堪能した後、秋色一杯の伊賀上野城の散策した。ついで、伊賀信楽古陶館、長谷園、伊賀焼伝統産業会館を訪ね、古伊賀から始まり日常生活に即した伊賀焼までの陶芸三昧の秋の楽しい一日でした。
平成27年度「窖窯 窯出し」(11/14(土))
「左近窯」にて実施。10/10〜10/17に窯焚き後、封をした窯をワクワク・ドキドキしながら開け、焼成作品を窯出しした。168時間も頑張って薪を焚いたお陰か、自然釉やビードロの奇麗に掛かった作品も焼くことができた。窯出し後、鮎の塩焼きに加えて、女性会員が作ってくれた豚汁、サラダ、漬け物などをみんなで楽しんだ。全てが終了したら、雨が降りだし、天も味方してくれた。
平成27年度「窖窯 窯焚き」(10/10(土)〜10/17(土)).
本会所有の「左近窯」にて(越前町・織田中学校の約50m南)実施。10/3〜10/5に窯詰めし 10/10の火入れ式では、祝詞の後、出席者全員が榊の奉納と点火を行い、安全と素晴らしい作品の焼成を祈願した。会員が3交代制で10/17朝の火止めまで、連続で168時間の窯焚きを行った。疲れと炎との闘いでもあったが、火災や事故もなく終えることができ感謝。
越前焼 大壺作りに挑戦(2015.8.3 〜8.4)、左近窯にて(越前町織田)
35℃を超す猛暑の中、左近窯にて、窖窯焼成用の大壺の作陶に挑戦した。15kg 以上の越前の荒土を使い、朝10時〜5時過ぎまでの奮闘の結果、2日目の夕方に念願の作品を作り上げることができた。しんどかったけど、10月中旬の窖窯に入れるのが楽しみだ。
ご来場の御礼
第35回越前陶芸まつり 「ひいろの会展」の開催(2015.5.23(土)−25日(月))(福井県越前町 「越前陶芸村」芝生広場にて) .
21名の会員による創作作品 100点を展示しましたが、多くの方々にご来場いただき有り難うございました。楽しみながら創った作品に、陶器市と異なった味わいを感じて下さる方も多く、私たちも大いに勉強になりました。
3日とも天候に恵まれ、案内役の会員は大いに日焼けをしました。
「ひいろの会 」第23回定例総会の開催. ( 2015.3.28(土) ). ユー・アイ福井、和室にて。
1)会長の挨拶に続き、26年度事業報告・決算報告および会計監査報告がなされ、承認された。2)会則の改定、27年度事業計画および予算案が審議され、承認された。新役員が承認され、新年度がスタートした。
美味しい春の弁当を堪能した後、陶芸のDVDを鑑賞したり、持ち寄った多くの自作抹茶茶碗で、茶碗とお抹茶を楽しみ、会員の親睦を深めた。
「ひいろの会」新年会の開催(2015.1.17) 「かんぽの宿 福井」で.
宿の展望大浴場で、雪景色の福井市街を眺めながらのお湯を楽しんだ後、料理長自慢の和食を堪能した。マルチタレントの会員による三味線やマジックショーなどを楽しみ、会員の親睦を深めると共に、今年の活動に、こころ新たにした。
福井県生涯学習センター・グループ学習成果発表会「ひいろの会」展(2015.1.10 〜1.24)、ユーアイ・ふくい 1階ギャラリー.
創作実習室を中心に創作した作品43点(17名の会員による)を発表展示し、来館者に楽しんでいただいた。
2014年度 窖窯焼成に挑戦 (窯詰め:2014.10.4〜5, 窯炊き:10.18 〜 24,窯出し:11.15:左近窯で)
「ひいろの会」研修バス旅行:第10回国際陶磁器フェスティバル美濃'14 (多治見)へ (2014.10.11)
2014「マナビ・フェスティバル」に出展 (2014.9.6 〜 9.7)
楽焼に挑戦:作陶活動が福井新聞に報道(2014.6.19)
左上より:研修旅行で:信楽MIHO Musium への道(2017.9), 伊賀焼12連窯&伊賀上野城(2015.10). 足羽山より福井市街を(201510)、武生の菊人形(2015.10), 彼岸花/一乗谷遺跡(2015.9)、福井市足羽山公園のアジサイロードで:個性的なアジサイの花たちの装い(2015.6)、満開のツツジと新緑のコントラスト(鯖江市西山公園、2015.5), 満開の桜並木(福井市足羽川の堤)